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2005/01/01

男は制度をコケにしつづけ、最後に制度に食われ始めた

「堤義明氏の居宅、38年間未登記 相続税対策か 」(朝日新聞)

「66年に建築されてから未登記の状態が続き、今月2日にコクド所有として登記された。不動産登記法は、建築物は築後1カ月以内の登記申請を義務づけており、コクドは同法に違反していた恐れもある。」

不動産登記法を見てください。

第93条〔建物の表示の登記申請〕 

「建物を新築したるときは所有者は一个月内に建物の表示の登記を申請することを要す」

不動産の物権変動を公示する方法は登記のみです(177条)。

ここで登記とは、国が作成管理する登記簿に、物権変動の事実およびその内容を記載すること、または記載された内容をいいます。

不動産はもっとも高価な商品といえます。

このため不動産取引の周辺には昔から地面師など詐欺集団が棲んでいます。

不動産登記法は不動産の権利関係を明瞭にするため設けられた登記制度の方法や記載事項を定めた法律です。

存在するものを登記しないという、登記制度をコケにした行為は、実質的には国税を圧迫し、形式的には立法者の顔に泥を塗っています。 


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